「かづの牛」のお話

「かづの牛」のお話
「かづの牛」は、「日本短角種」という種類の牛で、主に東北で飼われています。全国で飼育されている和牛のうち、短角牛はわずか0.1%、「かづの牛」は年間50頭しか出荷されないという大変希少な牛です。肉質は脂身が少なく、赤身が中心で、旨味成分がしっかり含まれています。秋田県鹿角市の大草原で放牧され、ミネラル豊富な草を食べて育っており、お味も生育過程もとても健康的な牛です。 飼育農家さんの高齢化などで、年々出荷数の減少している「かづの牛」ですが、将来も「かづの牛」が伝えられていくようにと、牛の一頭買いをすることで消費者が支えていく取組みが行われています。一頭買いオーナー制度の会、「まるぺろ2会」では、多様な消費者の皆さんが集まって「かづの牛」の様々な部位を、美味しくいただくための工夫を凝らして食事する会が年数回企画されています。 そんな「まるぺろ会2」の主催する方と生産者さんが、端肉を...
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じゃばらのお話

じゃばらのお話
「じゃばら」は和歌山県の秘境北山村で原種原木が見つかった、幻の柑橘類です。江戸時代から村のおうちの庭先に植えられてきました。ゆずやすだちのようですが、果汁は酸味が強く、皮は独特の甘みと苦み、爽快な香りがします。近年は、花粉症への効能が認められ、話題になりました。 「じゃばら」は漢字で書くと「邪払」。北山村では、お正月やおめでたい時の郷土料理「さんま寿司」や昆布巻等を絞めるときに、じゃばらの果汁が使われてきました。じゃばらには抗菌作用もあり、生鮮魚がとても貴重な山深い北山村では果汁を寿司酢や保存食に使うことで、腐敗を防ぐ=邪を払う工夫をしていたようです。 このじゃばらを使った手づくり品を作っているのは、北山村の料理名人のおかあさん。長年、村の郷土料理を提供する農家レストランを切り盛りされ、あまりの腕前と豊富な知識に、グルメ漫画「美味しんぼ」でも紹介された方。おかあさんが作る「じゃ...
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