じゃばらのお話

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「じゃばら」は和歌山県の秘境北山村で原種原木が見つかった、幻の柑橘類です。江戸時代から村のおうちの庭先に植えられてきました。ゆずやすだちのようですが、果汁は酸味が強く、皮は独特の甘みと苦み、爽快な香りがします。近年は、花粉症への効能が認められ、話題になりました。

「じゃばら」は漢字で書くと「邪払」。北山村では、お正月やおめでたい時の郷土料理「さんま寿司」や昆布巻等を絞めるときに、じゃばらの果汁が使われてきました。じゃばらには抗菌作用もあり、生鮮魚がとても貴重な山深い北山村では果汁を寿司酢や保存食に使うことで、腐敗を防ぐ=邪を払う工夫をしていたようです。

このじゃばらを使った手づくり品を作っているのは、北山村の料理名人のおかあさん。長年、村の郷土料理を提供する農家レストランを切り盛りされ、あまりの腕前と豊富な知識に、グルメ漫画「美味しんぼ」でも紹介された方。おかあさんが作る「じゃばらマーマレード」「濃縮じゃばらジュース」「じゃばら胡椒」など、どれも添加物等は一切使用しておらず、じゃばらの風味の際立つ逸品です。

おかあさんは、北山村の郷土料理「めはり寿司」の名人でもあります。昔は林業が主な産業だった北山村では、木材を川に流して運搬する「筏師」がたくさんいて、山仕事のお昼ご飯として、高菜で包んだおにぎり「めはり寿司」を食べていたそうです。今も北山村では、現役筏師による観光筏下りが楽しめます。おかあさんの「めはり寿司」は、無農薬で育てたとうがらしや自家製味噌で作った「とうがらし味噌」が入っていて、格別のお味です。

北山村の、深い山々のきりっとした空気や、素朴な村の暮らしを感じていただければと思います。

 

【店頭取扱商品】

◎じゃばら加工品

  • ・じゃばらマーマレード(果皮、果肉入り)
  • ・じゃばらジャム(果肉のみ)
  • ・じゃばら胡椒(隠岐の島海士町の塩使用)
  • ・濃縮じゃばらジュース

◎おかあさんお手製の「ご飯の友」

  • ・とうがらし味噌
  • ・大葉ちりめんじゃこ味噌
  • ・ごうや味噌